水に慣れたか、と思った菊池雄星。
5月の全4試合はQS(6回以上自責3以下)の安定感が光った。
アスレチックスは東京ドームでMLBデビューした相手。
この日が3試合目。
互いに手の内は分かっての敵地マウンド。
前回の対戦は3失点だったが、ソロアーチ3発を浴びている。
メジャーは甘くなかった。
初回いきなり先制アーチを浴びた菊池の顔に動揺が見えた。
結果は渡米最短の4回途中降板。
1発含む10安打、三振はわずか1の5失点。
課題だった緩急はカーブを混ぜて、これまで好投してきた。
分析データをフル活用する「マネーボール」アスレチックスは容赦なかった。
ことごとく、そのカーブを攻略。
丸裸にした菊池をサンドバッグにした。
「1年目から目一杯ガンバレ。そしてメジャーに長く残れ」
イチローから菊池は金言をもらった。
日本人選手は短期間なら、メジャーで活躍する。
だが、10年前後を一線で活躍することの難しさ。
松坂大輔(8年)、石井一久、黒田博樹らにしても10年未満。
野手でもイチロー、ゴジラ松井らだけ。
いま、手術後とはいえ、7年目を迎えた32歳のダルビッシュが苦しむ。
そういう意味でも野茂英雄(12年)は凄い。
31日はエンゼルス戦登板が予定されている。
そうなれば大谷翔平との花巻東の先輩後輩対戦が実現する。
ブルペンから不調だった
▼菊池雄星「全てのボールが思うようにいかなかった。ブルペンの時からいま一つ。もう少し何とかしないといけないが、修正できないまま試合に入ってしまった」
◆マリナーズ菊池雄星2019成績◆
★3月21日・先発5-4アスレチックス(東京D)
4回2/3(91球)2失点(責1)4安打3三振1四球
★3月30日・先発6-7レッドソックス(シアトル)
6回(86球)3失点(責2)4安打(本2)5三振無四球
★4月6日・先発8-10ホワイトソックス(シカゴ)
5回(93球)6失点(責4)7安打4三振1四球
★4月11日・先発6-5ロイヤルズ(カンサス)
6回(80球)3失点5安打(本2)3三振1四球
★4月16日×先発4ー6インディアンス(シアトル)
6回(92球)3失点5安打(本1)5三振3四球
★4月21日◎先発6-5エンゼルス(アナハイム)
5回(97球)4失点10安打3三振2四球
★4月27日※先発5-4レンジャーズ(アナハイム)
1回(9球)無失点0安打2三振無四球
★5月4日・1-2インディアンス(クリーブランド)
7回(93球)1失点3安打10三振1四球
★5月9日◎5-1ヤンキース(NY)
7回2/3(106球)1失点3安打3三振1四球
★5月14日・先発6-5アスレチックス(シアトル)
6回0/3(93球)3失点5安打(本3)5三振2四球
★5月20日◎先発7-4ツインズ(シアトル)
6回(93球)3失点(責1)5安打6三振2四球1死球
★5月26日×先発6-5アスレチックス(オークランド)
3回1/3(74球)5失点10安打(本1)1三振2四死球
12試合3勝2敗 防御率3・82
61回1/3 29失点(責23)51安打(本9)50三振17四死球
※は変則先発オープナー。