夢は目覚めると、すぐに忘れる。
なぜだろう?
今朝、不思議な夢を見た。
忘れんうちに書く。
場所は東京・六本木の飲み屋。
しょんべんがしたくて、駆け込んだ。
お洒落な店。
着物姿の店員に聞いた。
「便所は上です」。
上品なはずなのに、トイレ、お手洗い、といわず便所。
何だかおかしかった。
いわれて、急いだ。
階段をトントンと上がった。
古い木造、店内は薄暗い。
品のある居酒屋。
客で込み合ってたので、部屋の中を通って行こう、と思ったら寝そべってる男がいた。
顔が合った。
「ん?綾ちゃうんか。綾やないか?」
時折、三稜中野球部のOB会「茶がま会」を開催している。
しかし、この40年行方がつかめない男だった。
ふと横見たら、泉本豊満と隅野孝博が酒席を囲み座っている。
茶がま会の常連だ。
あと数人、顔の知らない人もいた。
「綾、探しとったんやで。お前ら、なんで教えてくれんのや?」
「室、これには深い話があるんや。こらえてくれ」
いつも冷静な泉本豊満が大人の表情で答えようとする。
綾信義(写真右上端)は浅黒い顔で短髪だった。
野球部時代より、当然大人びている。
同じセカンドだった隅野は横でにこにこしている。
「お前ら、ここ、よう、来るんか?」
「ここは有名シェフ竹下瞬二さんの料理で有名。ネットで調べて、たまたま来たんや」
泉本がいう。
竹下シェフや店の名前(夢の中で出たが忘れた)は、聞いたこともない。
しかも漢字で出てくる。
どうして、聞き覚えもない名前が具体的に出てくるのか?
それも夢は不思議だ。
そこで目が覚めた。
不思議な長ーい夢。
綾信義。
4人居たセカンドのうちの一人。
社会人になったころ「競馬の写真が欲しい」と電話してきた。
馬の名前は忘れた。
パネルにして送った覚えがある。
それ以来、連絡は途絶えたまま。
50年ぶりに開いた三稜中同窓会でも、誰も行方を知らなかった。
「夢枕」でないことを祈る。