ちょいと前。
京都ブラタムロの折、京都迎賓館に立ち寄った。
古刹数あれど、古都の新しい建造物の代表的なもの。
創建数百年が当たり前の京の町でまだ13年。
新参者の建物だ。
京都御所内の北東に位置する。
散策中、玄関前に行列が出来ていた。
一般公開中、ということなので1500円也のチケット購入。
すると「ここでお待ちください」と玄関前で待機。
一番いやなツアーもどきだった。
十数人がガイドの案内でゾロゾロ。
地下に案内された。
ツアーなるものを人生の中で避けてきた。
カバンなど手荷物はロッカーに入れる。
会館内の調度品にぶつける可能性があるという理由だ。
コインロッカーは100円玉が必要。
靴はスリッパに履き替え。
パイプ椅子に全員が座る。
ガイドが延々、こと細かく注意事項。
「ここ入ってはいけません」
「ここに触れてはいけません」
「仕切り線があるので踏み出さないように」
「地下は撮影禁止です」
「禁止条項を破るとすぐ退去してもらいます」
わかっとるわい。
幼稚園、小学校の遠足じゃあるまいし。
古希に近い爺さんに指図するな。
声には出しません。
大人ですから、心の中で。
促されゾロゾロ、ガイドに従って場内を歩く。
ブータン国王夫妻も見学した。
国際会議も開催された。
装飾品などは、さすがの豪華、絢爛。
さぞや建設費はかかったはず。
05年にオープン。
3年の歳月かけて総工費201億円。
敷地約6000坪。
甲子園球場グラウンドが約4000坪だから、それより広い。
入場料1500円は個人的に高いと思った。
賓客来場の時には飾る絵画は、飾っていない。
生け花、壷など高価なものは倉庫。
「国賓がこられた時は飾ります」
庶民には見せられんのかい!
ちとせこくないか?
必死に建設費を回収しようとしている。
だが、中庭は一見の価値はある。
締めて1時間。
金閣寺、銀閣寺、青蓮寺、知恩院など有名寺社仏閣でも4~500円。
拝観時間は自由。
東の赤坂離宮迎賓館は洋風。
西の京都迎賓館は和風。
ともに世界から国賓を招く。
一国に2つ迎賓館があるのは日本だけ。
どちらも、年に数回しか使用しない。
究極の贅沢物ともいえる。
次は11日~28日まで、一般公開される。
高いと思うか?
安いと思うか?
それぞれだろうが、一つの参考にしてもらいたい。