かつてNHK朝ドラ「ぴあの」の収録スタジオ。
「ん?」
座っていた大竹まことが私の顔を見上げた。
取材していた私も目が合った。
お互い「似てる」と思ったらしい。
大竹はニヤッと笑った。
私もなぜか手を上げて会釈した。

それ以上の会話はなかった。
49年生まれの大竹とは同い年の68歳。
妙な親近感がわいたことを覚えている。
大竹の長女(会社員)が大麻所持で逮捕された。
28歳というから40歳での娘。
さぞや可愛がったと思う。
だから、なおさら悔しかろう。
大竹は1日、東京・浜松町の文化放送での会見で謝罪。
「一生懸命に育てたつもりですが、思っても見なかったことです。こういう犯罪を犯してしまった。親の監督不行き届きです。ただ、娘も28歳。大学を出て、社会人生活6年。アパートに住んで自活もしている。娘は二度とこのような罪を犯さないと思っております」
親の責任はどこまであるのか?
信じるしかない。
大竹の言うように、娘は手を離れた立派な大人。
引っ張り出される親はたまらない。
知人がこんな発言をしていた。
「普通の親の接し方出来なかった?普通の親ってナニ?訳のわからん親は世間にいっぱいおる。親おらん子もおるけど、犯罪に無縁な人の方が多い」
だが一方で、父と娘には変わりない。
自らはもちろん。
娘は父親の人生をぶち壊す、との思いに及ばなかったのか。
百歩譲って、一度は許す。
再犯すれば私なら即「勘当」する。
それにしても芸能人の2世タレントの犯罪事件が後を絶たない。
甘く不自由なく育て、よからぬ連中が寄ってくるからだろうか?
思い出すだけでこれだけある。
◆橋爪功の長男・遼=覚せい剤
◆高畑淳子の長男・裕太=強姦致傷
◆清水アキラの三男・良太郎=覚せい剤
◆坂口良子の長女・杏里=脅迫未遂
◆みのもんたの長男・雄斗=カード窃盗
◆中村雅俊の長男・俊太=大麻所持
大竹まことの会見の模様はこちら↓
https://www.youtube.com/watch?v=40xinxj6Ouo
▼大竹まこと(本名・大竹真=おおたけ まこと)1949年5月22日、東京・目黒区出身。東大教育学部附中・高。22歳の71年、劇団「表現劇場」結成。劇団員にきたろう、斉木しげる、風間杜夫。30歳の79年、きたろうと斉木と3人で「シティボーイズ」結成。80年代、「東京にオモロイ奴が居る」と上岡龍太郎に見出される。お笑い賞レースで審査員。96年8月、都内で自動車死亡事故。信号無視のオートバイと衝突。大竹に過失なかったが芸能活動を2週間自粛。血液型A.家族は妻と長男・涼太(33)と長女(28)。